活動報告

データ同化夏の学校(2024/8/20~23)

Posted: 2024.09.06

今回で28回目を迎えた毎夏恒例の「データ同化夏の学校」が青森県のプラザホテルむつで行われ、ハビタブル日本からも多くのメンバーが参加しました。碓氷典久(A03-7)が代表コンビーナを務め、 大石俊(A03-7)と広瀬成章(A03-7)が講義を担当しました。また、各班に分かれて行う実習では、榎本剛(A02-6)が演習課題の作成を行ったほか、ハビタブル日本に参画する複数のメンバーがチューターを務めました。

参加者の感想:グループに分かれて手を動かしながら共通課題に取り組むことで、データ同化の各手法に関する理解を深めることができました。また、専門や年齢の異なる方と交流するきっかけにもなり、大変有意義でした。(A01-1木戸晶一郎)

課題作成者より:A02-6では、データ同化手法を高度化して、精緻な大気海洋生態系のデータセットを作成する研究に取り組んでいます。今回は統計学や変分法との対応が分かるように心がけて教材を作成し、データを取り込むことが理解できるように工夫しました。非線型なモデルや観測を使ったので、パラメタの設定に苦労した参加者もいたことと思います。課題の想定を超えて自らコードを作成したり、独自の実験設定を行ったりした発表が多数あり、課題作成者としても、なるほどと気づかされることもありました。教材は公開していますので、興味があれば触ってみてください(サイトソース)。